11月21日(月)
本埜村立本埜第二小学校第6学年(千葉県)

授業の模様
食育サイト「どうしてお腹がへるのかな?」を足がかりに、アニメの中で、あまり給食を食べないキャラクターがなぜ「元気がない」のかを考えます。おしゃべりにエネルギーを使ったから、お腹がへりすぎたからなどの意見がでました。ここで健康運動指導士の越智先生が登場です。越智さんはなぜ元気が出ないのかについて説明を始めます。「人の体内では、体温を36℃に保ち、心臓を動かすなど生命を維持するため、また、髪の毛・身長が伸びるなど成長のためにエネルギーが必要なので、動いていなくてもお腹がへるんだよ。これを基礎代謝と言います。」
費するエネルギーを体験するため7分間走を実施し、消費したエネルギーを計算してみました。事前に古谷先生が調べた子どもたちの「1日にとっているカロリー」と「1日に使うエネルギー(カロリー)」の表が配られチェックすると、摂取と消費エネルギーは、ひとりひとり違っていること、そしてバランスが大切なことが分かりました。越智先生から「20歳までに身体はできあがります。だから、身体ができる前に栄養の偏った食事を続けると将来病気になってしまいます。」と、お話がありました。
質問コーナーでは、子どもたちが日ごろ不思議に思っていたことや疑問などたくさんの質問に、越智先生はひとつずつていねいに答えてくださいました。自分の身体について、みんながしんけんに考えた授業になりました。
子どもたちの感想
- よく運動しようと思った。
- 分からないことが分かってよかった。(コレステロール、カロリーなど)
- 20歳をすぎても栄養や運動に気を付けようと思った。
- これから成長するって分かって安心した。
- 自分の一日のエネルギーがどれくらいか知ることができて良かった。