授業報告

5月8日(水)

富里市立富里第一小学校 第2,3学年(千葉県)

授業の模様

 富里市立富里第一小学校 第2,3学年の児童34名を対象に、4時間目「私たちの食べ物は大丈夫?」の授業が実施されました。富里第一小学校では、6年間を通じて食育活動に取り組んでおられるということで、その一環として今回の授業実施となりました。

 授業の導入で、アニメ「私たちの食べ物は大丈夫?」を見る前に、古谷先生から「この後、アニメの中で事件が起きるよ。どんな事件だったか見た後に聞くからね。」と言われた児童たちは、真剣にアニメを視聴します。視聴後、どんな事件が起きたのか?その原因は何だと思うか?それぞれ手を挙げて元気に発表していきます。クックの作ったサンドイッチを食べた子どもたちが、次々に腹痛を起こしてしまった原因はなんだったのでしょうか。  
 児童たちが考えた原因が正しいかどうかを「クックの調理場衛生チェック!」で確かめてみます。クックがサンドイッチを作る様子を見ながら、「手が汚れている」「材料が冷蔵庫に入っていなかった」など、原因を見つけ出していきました。  
 事件の原因を突き止めることのできた児童たちに古谷先生から、給食時間の様子と重ね合わせながら、手洗いをして手指を清潔にすること、マスクをして唾液が食事に入らないようにすることで、汚れやばい菌から身体を守ることができるということが説明されました。  

 次に、手洗いチェッカーを使って、普段の手洗いで実際にどのくらい汚れが落ちているのかを一人ひとり確認してみました。「つめのふち」や「指のあいだ」など、自分が思っている以上に汚れが残っていることを目にした児童たちは、驚きの声を上げていました。   
 その後、手洗いビデオを視聴し、正しい手洗いの理解を深めました。   

 最後に古谷先生から、「この後給食の時間には、今習ったことを思い出して、正しい手洗いをしてください。」と伝えられ、授業は終了となりました。

児童の感想

  • ビデオとか手をあらうプロのあらいかたを見て、手あらいはとてもじゅうようなんだとおもいました。ビデオのクックとコッコのはなしもおもしろかったです。
  • 手のよごれをみてみると、すごくきたなかったです。「わあ」と、わたしはこころのなかでおもいました。
  • これから、ちゃんと手をあらってうがいもしようと思いました。家ぞくが手あらいをして、ようふくでふいていたら、今日べん強したことを言いたいと思いました。

古谷先生の授業実施後の感想

 最近,感染性胃腸炎という伝染病で欠席する子どもが増えており,衛生管理をしっかりと行うことが重要になってきました。そのため,給食センターでは衛生面について二重三重のチェックをして安全安心な給食の提供に努めています。  
 しかしながら,実際に給食を口にする子どもたちの手が汚れていて,そのままにしているようではせっかくの努力が無駄になってしまいます。そうならないためにも適切な手洗いを実践することが非常に大切です。そこで重要なのが,子どもたちが進んで正しく手洗いをするための手立てです。そのような中,日本マクドナルド(株)の「食育の時間」から衛生管理のための指導案やコンテンツ,キット(手洗いチェッカー),ワークシートが無料で提供されており,それを活用して授業を行うことにしました。
 アニメーションによる導入で子どもたちを事件の世界に引き込み,そして,名探偵コッコとともに事件を解決していくというストーリー仕立ての授業により,手洗いを含めて,給食の準備で衛生面にどのように気をつけた方がいいかをごく自然に学ぶことができました。
 衛生管理だけでなく,食物アレルギー,栄養の偏った食事による肥満やダイエットによる痩身の問題等々,食に関わる問題は山積しているだけに,できるだけ年齢の早い段階で適切な食育が必要です。そういう状況の中,「食育の時間」の0時間目から5時間目の教材は現場の食育にとって非常にありがたい教材となっています。

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